こんにちは!camp-n13です。

キャンプをはじめてから、キャンプ用品が増えていく一方。。
部屋が狭いマンションに住んでいるんだけど、キャンプ用品の保管や収納はどうすればいいの?
この記事では、そんな疑問を解消します。

僕はマンション住まい歴5年。
マイカーすら持っていない状況ですが、ファミリー用のキャンプ用品を一式そろえてマンション内に保管・収納しています。
マンション住まいでは、収納スペースが戸建てと比べて限られているため、キャンプ用具の保管は頭を悩ませるところですよね。
最近の傾向として、関東のマンション室内は”極小トレンド(3LDKでも70mm2未満のもの多数)”ですし…
このようにマンションの室内は狭くなる傾向にありますが、ベランダの幅は、1.8〜2mくらいが主流で案外広々しています。
ベランダの面積が広くて、持て余している方も多いと思うので、ベランダが活用できれば大きなキャンプ用品の収納スペースとして使えるんですよね。
そんなキャンプ用品の保管や収納に困っている方の参考になればと、マンション住まいである我が家が実践しているキャンプ用品の収納・保管のコツをまとめました。
ということで、さっそく見ていきましょう!

キャンプ用品をマンションで保管・収納するコツ

キャンプ用品の保管・収納のコツは以下の4点です。
- キャンプ用品を普段使いする
- 不要なものは、メルカリ等で売却して処分する
- ロースタイルを基本としたキャンプ用品を揃える
- 玄関に近い部屋をキャンプ用品の収納場所にする
それでは、詳細を説明していきますね!
キャンプ用品を普段使いする

キャンプ用品を普段使いすることで、大物キャンプ用品を「収納する」という概念がなくなります。
例えば、キャンプのランタンと、家のシーリングを兼ねて使える「たねほおずき」を使うと、「ランタンを収納する」必要がなくなりますよね。
このように「見せる収納」ができるキャンプグッズを揃えると、家でもアウトドア気分を味わうことができてメリットだらけ。
我が家では、以下3つの大物キャンプ用品を普段使いしていますので、実際の使用例とともに、ご紹介していきますね。
アウトドアテーブル

withコロナ時代に突入し、家で在宅ワークの機会も生まれました。
そんなときに役立ったのが、キャンプ用のアウトドアテーブル。
家での仕事用テーブルとして活躍中です!
アウトドアテーブルは、家の家具にも馴染む、木製の製品を選ぶと、家の家具にもマッチするためおすすめですよ。
▼木製(竹製)アウトドアテーブルのレビューは、こちらでまとめていますので、合わせてチェックしてみてくださいね▼
アウトドアテーブルとともに、アウトドアチェアも一緒に使うことにより、家でもアウトドア気分で仕事ができ最高でした(笑)
また、アウトドアテーブルとセットで使っているキャンプチェアは、ハイバックのものがおすすめ。ハイバックのチェアのほうが、長時間座った時に疲労がたまらないので、使い勝手がいいかと。
とはいえ、コンパクトになる上記のイスは、さすがに7時間近く仕事で座っていると、姿勢的に疲れてきます。
最終的に僕は、しっかりめのチェアかつ、リラックスできるLOGOSの「バックホールドチェア」に落ち着きました。
このイスに変えてから、長時間座って仕事をしても、体が疲れることがなくなりました。今では在宅ワークの必需品ですw
3段ラック

3段ラックは、家の中の物置きラックとして最適です。
キャンプの時と同じく、家の中でもキャンプ用品置き場として使用しています。
上記の写真は、雑多な感じ(センスなくてすいません….)ですが、キャンプ用品をキレイに並べれば、アウトドア風の家具の一部となってくれるはず!
▼我が家は3段ラックとして「コーナンラック」を購入して使ってます。ホームセンターも、実はキャンプグッズの宝庫です▼
ハンモック

正直、めちゃくちゃ家の床を専有してしまうハンモック。
とはいえ、我が家はハンモックを出しっぱなしにして、子どもの遊びも兼ねて普段使いしています。
ハンモックを購入される場合は、コンパクトに変形可能なタイプを選ぶと、家の中で普段使いしやすいのでおすすめです。
▼我が家で購入した「ゆらふわモック」。子どもが気に入っており、買ってよかったキャンプグッズの1つです▼
▼「ゆらふわモック」のレビューは、こちらでまとめていますので、興味のある方はチェックしてみてくださいね▼
不要なものは、メルカリ等で売却して処分する

キャンプ道具を効率良く、家のスペースに収納するため、不要となったものはメルカリ等を活用して、処分していきましょう。
購入したはいいものの、使い勝手が思ったより悪くて使用頻度が少ないキャンプ道具は、我が家の場合2度と使わないことが多いです。
そのため、我が家では「もう使わないかな。。」というキャンプ用品は、積極的に処分するようにしています。
「リラックスコット」は、コットはもちろん、イスとしても使えて、組み立てがラクチンなため、ソロキャンプでは活躍するんですけどね…
ロースタイルを基本としたキャンプ用品を揃える

キャンプ用具の保管場所を圧迫しないためには、ロースタイルのキャンプ用品を揃えるといいです。
ロースタイルのキャンプは、机やイスの足の長さがない分、小さいサイズかつ軽量になり、コンパクトに収納できるんですね。
我が家では、ロースタイルのアウトドアテーブルとアウトドアチェアのみ購入することとしています。
特に、アウトドアチェアは、家族など人数分揃えることになるため、大型のものを選んでしまうと、収納場所が圧迫されます。
ですので、購入する前にキャンプスタイルをよく考えて、可能ならロースタイルにすると、収納スペースに困らないですよ。

「お座敷スタイル」にすれば、さらに荷物のコンパクト化が可能です。


毎回「お座敷スタイル」はつらいため、なんだかんだ、イスは欲しくなるんですけどねw
玄関に近い部屋をキャンプ用品の収納場所にする

玄関に近い部屋をキャンプ用品の収納場所にすると、持ち運びがラクになります。

我が家のマンションを例に、少し説明しますね。
我が家は、私と奥さんと4歳の息子の3人家族です。
住んでいるマンションは3LDKの間取りでして、3LDKの1部屋が寝室、もう1部屋が子供部屋となっており、1室がキャンプ用品の保管部屋になっています。
子供が小さいうちは、3LDKだと1部屋余るので、そこをキャンプ用品置き場にできるんですよね。
マンションで3LDKに住まれている方は、子供が小さいうちは、1部屋が収納用に活用できると思います。
あくまで、自分の書斎や、奥さんの趣味部屋(パウダールーム)等を作らない前提ですので、奥さんの説得が必須ですけどね(笑)
見事、収納部屋を確保できて、そこをキャンプ用品の保管場所にする場合は、玄関近くの部屋をキャンプ用品の保管場所としましょう!
マンションの部屋から車への道具の持ち運びについて
一軒家の方はそこまできにされないかもしれませんが、マンション住まいの場合、車に荷物を運ぶのはエレベーターを使うことになります。
我が家では、荷物を手持ちで車まで往復するのが大変なので、コールマンのアウトドアワゴンを購入して使用しています。これはめちゃくちゃ便利グッズでした!
マンション住まいでのキャンプでは必須といっても過言のないアイテムです。
▼コールマンアウトドアワゴンのレビューはこちら▼
キャンプ道具を保管する部屋の広さ

キャンプ道具の保管部屋は、広い部屋である必要はないです。
マンションにある備え付けの収納だけでは、すべてのキャンプ道具を収納するのは厳しいです。しかし、狭くても1部屋あれば、キャンプ用品の収納には十分かと。
「納戸」や「トランクルーム」があるマンションでしたら、そこに収納すれば収まりきるかもしれませんね!
我が家では、4.5畳の洋室を使用し、テント、タープ、テーブル、家族分のイス、バーベキューコンロ、焚き火台、その他キャンプ道具を床置きで「ドサっ」と置いています。
キャンプ道具だけでそれなりのスペースをとってしまいますが、その他にテレビをおいたり、広げた開「リラックスコット」(1人で寝転がったり、4人がけのイスとして使用できます)をおいたり、と結構余裕をもって部屋を使えています。

余裕がでてきたら、棚をつくってキャンプ道具を普段使いしつつ、ランタンやシェラカップを並べてみせる収納をしたいと考えていますが、なかなか重い腰が上がらず手つかずです…
キャンプ用品をマンションのベランダに収納するのはあり?

結論として、湿気に強い道具はコンテナボックスに入れた状態でベランダ収納すれば有りです。
と心配をされている方は、ぜひキャンプ道具をコンテナボックスに入れて、ベランダ保管を検討してみてください。
湿気に強い具体的なキャンプ道具は下記です。
ざっくり言うと、カビやすい「布」や「木」以外が対象です。
下記のような道具は、すぐにカビが発生するリスクがありますので、ベランダ保管できない道具です。
また、湿気に強い道具でも、「コンテナボックス」の中にいれてベランダで収納するのがおすすめ。
マンションのベランダは、風で土やゴミが結構飛んできます。こういったものが道具に付着すると、単純に汚くなりますし、付着したゴミが原因で劣化してしまうんですね。
おすすめのコンテナボックス
結論、無印の頑丈収納ボックスが超絶おすすめです。
いまやキャンパーの定番コンテナボックスになっているので、知っている方も多いはず。
人気の理由は、装飾が一切ないシンプルなコンテナボックスであるため、「ステッカー」をはってオリジナルのものにアレンジすることができるから。
また、フタが頑丈なため、コンテナボックスをイス代わりに使える点ですね。
僕も持っていますが、ほんとうにシンプルで、キャンプ場に置いても映えます。1つ持っておいて損はないアイテムかなと。
ホームセンターの安い収納ボックスを買うくらいであれば、断然、無印の頑丈ボックスがおすすめです。

マンション住まいの僕としては、持ち運びがラクな「頑丈ボックス 小」を2個使いしています。
車の積載量がない方は、「頑丈ボックス 大」は場所をとるため、「頑丈ボックス 小」をおすすめします。
無印の「頑丈ボックス」は、木材のテーブルをDIYしたり、ステッカーを貼ることで、こんな感じでアレンジすることも可能。
▼頑丈ボックス「小」用のスノコテーブルDIY方法はこちら▼
さらに、無印の「頑丈ボックス」って”白色”ではなく他の色ってないのかな?と考えている方へ!
「頑丈ボックス」の色違いが、他のメーカーから発売されています。
僕ははじめて見た時に、色違いのパチモンかなと思ってましたw
しかし、製造元の企業は同じなんですね(笑)当然、形や内部構造は全く同じです。
もともとはこちらが本家かもです。
ベランダ収納の注意点

マンションのベランダは、共有部(自分の持ち物ではなく、マンションの持ち物)のため、通路を塞ぐように荷物を置くのはNG。
具体的には、「避難はしご」や「避難通路」へのアクセスが困難になるような荷物の置き方はダメですのでご注意くださいね!

年間の「湿度」と「カビ」について
ベランダにキャンプ用品を保管する場合は、高湿度によって発生する「カビ」にご注意ください。
特に、テントやタープはベランダに置かなくても、水気を残して収納しないように気をつけてくださいね。
例えば、横浜市の「湿度」を例にすると、6月〜10月の期間は、特にカビの発生に気をつけたほうが良いです。なぜなら、6~10月は「湿度」が高いためですね。
横浜市の湿度がこちらです。(赤線のグラフ)↓

6月〜10月の期間は、湿度が70%を超えます。
湿度が70%を超えてくると、カビの増殖が増えるそう。
地域によって、湿度が70%を超える期間は変わってきますが、保管するときは要注意ですね!
カビが発育する条件は、20度から30度の室温と70パーセント以上の湿度。さらに、淀んだ空気が揃うと繁殖します。
出典:株式会社クレセル
マンションのベランダにキャンプ用品を保管した結果

キャンプ道具をマンションのベランダに1年間保管してみました!!
結果は、というと、、
無印の「頑丈収納ボックス」に入れて密封した状態で保管すれば、問題なかったです!
ペグなどの工具類を中心に保管しましたが、1年後も外観に変化なく、特に問題なく使用できました。
ただ、ペグの中には表面の塗装が剥げて、土で汚れている部分に「サビ」が発生していた(もとから発生していた可能せいもあり)ものも…
ペグは、汚れた土をしっかりとっておくなど、ひと手間メンテナンスをする必要がありそうですね。
僕は結構ズボラな性格のため、メンテナンスに手を抜きがちで反省(汗)
ちなみに、ペグは軽くて強度もある「チタンペグ」が収納もラクなためおすすめです。
ともあれ、マンション住まいの方は、ぜひベランダも有効活用してキャンプ道具置き場として検討してみてはいかがでしょうか。
僕もまだまだ、試行錯誤中でして、ノウハウを蓄積中の身であります。
さらにいい収納方法が実証できたら紹介していきたいと思います。
さいごに
キャンプ用品を保管するコツについてまとめます。
キャンプ用品を保管・収納するコツがこちら。
僕はまだまだ、キャンプグッズをコンパクトにして、キャンプ用品を効率的に保管・収納できる方法を試行錯誤中です。
また良い収納方法やコツがでてきましたら、事例とともに追記していきますね!
以上、【マンション住まいの方向け】キャンプ用品の保管・収納方法のコツでした。
▼キャンプ用具のスリム化も合わせてどうぞ▼
現在は、超大型キャンプ道具である「ハンモック」を購入してしまったたため、ユニフレームの大型コット「リラックスコット」が処分候補にあがっています。
ちょっと、なごり惜しい。。