こんにちは!camp-n13です。

キャンプ用品がどんどん増えていく。。
キャンプ用品をコンパクトにするにはどうしたらいいんだろう?
そんな疑問に答える記事です。
私はマンション住まいでして、トランクルームもないため、キャンプ道具をどうにかコンパクト化したいと日々考えています。
ほんとうにキャンプ用品を置く場所がないんですよね。。子供が大きくなって子供部屋が欲しくなったらどうなることやら。
さらにキャンプ用品のサイズが大きいと、車のトランクに納まりきらず、積み込みに多大な時間を要してしまいます。うまくテトリスしないと、キャンプ用品がすべて車に乗らない事態に。。
ということで、マンション住まい・ファミリーキャンプ歴3年の僕が、キャンプ用品をどうにかコンパクトにしようと実践してきたコツをまとめました!
キャンプ用品をコンパクトにするコツは?

キャンプ用具をコンパクトにするコツは、以下7つです。
- テーブルとイスをローススタイルに統一する
- BBQコンロや焚き火台を折りたたみ可能なものにする
- 寝袋をダウンのマミー型にする
- 燃料を統一する
- ランタンはLED化
- クーラーボックスはソフトタイプ
- 冬キャンプはしない
順に見ていきましょう!
テーブルとイスをローススタイルに統一する

「テーブル」と「チェア」をロースタイルのものに統一すると、キャンプ用品をコンパクトにできます。
例えば、通常のダイニングサイズのキャンプチェアと、ロースタイルのキャンプチェアを体積(=縦 × 横 × 高さ)で比較すると、以下の通り。
ローチェアは、なんとノーマルスタイルのチェアの1/4程の容量です!
収納時サイズ:14×14×87(h)cm = 17,052cm3

収納時サイズ:13×9×35(h)cm = 4,095cm3

テーブルはチェアほどの容量差はありませんが、ロースタイルのものを選ぶと、足が短い分、キャンプ用具がコンパクトになりますよ。
足の高さが調整できるタイプのテーブルを選ぶと、使い勝手がよくておすすめです。
コンパクトチェアとしては、ヘリノックスが有名ですが値段が1万円以上とお高い。。家族分揃えるとなると、家族の予算会議が必要となるレベルです。。
なので、ヘリノックスのチェアに激似(パクリ!?)のパチノックス製品(Amazonによく出品されています)も一度検討してみては?
ヘリノックスの折り畳みテーブルは、コンパクトでサブテーブルとしてピッタリですが、これまた高いです。。お金に余裕のある方には、荷物がコンパクトになりデザイン性もあるためとてもいいサブテーブルとして使えると思いますよ。
BBQコンロや焚き火台を折りたたみ可能なものにする

かさばりがちな「BBQコンロ」や「焚き火台」を折りたたみできるものにすると、キャンプ用品のコンパクト化が図れます。
例えば、ホームセンターでよく見かける下記のようなタイプのBBQコンロは、炭を入れる部分が折りたたみ出来ないんですね。
4本の足が外せるんですが、本体が折り畳みできないがゆえ、かなりのスペースを必要とするBBQコンロです。

一方、折りたたみでできるBBQコンロは以下の通り。


折り畳めば非常にコンパクトにすることができるんですね。
「折りたたみできないBBQコンロ」と「折りたたみ可能なBBQコンロ」の体積を比べてみます。
収納時サイズ:50×34×13cm = 22,100cm3

収納時サイズ:48cm × 24cm × 6.5cm = 7,488cm3

上記の比較例では、「折りたたみ可能なBBQコンロ」は「折りたたみできないBBQ」コンロの1/3程の体積となるんですね!
比較対象として紹介したニトリのバーベキューコンロ(商品名:折りたためるBBQグリル)は、もし折り畳めるコンロを探していらっしゃる方でしたら自信をもっておすすめできます。
ニトリの回しものではないんですが、本当にコンパクトでコスパが良く、お値段以上と感じるコンロです(笑
また、焚き火台も同様ですね。
私は安くて、コンパクトに収納ができる下記のような簡易な焚き火台を使っています。

折りたたむとコンパクトになるので重宝しています!


「焚き火台」と「BBQコンロ」の1台2役のキャンプ道具を揃えるのもコンパクト化を目指すにはいいですね!
寝袋をダウンのマミー型にする

寝袋(シュラフ)を「ダウン素材」にすると劇的に荷物がコンパクトになります。
寝袋は、キャンプに行く人数分が必要となる必須アイテムですよね。
例えば、家族4人分の寝袋を準備すると、それだけで、下記のアウトドアワゴンの半分以上の占めるサイズに。。

このように、寝袋はキャンプ用品のなかでも体積が大きく、かさばるアイテムであるため、寝袋のサイズをコンパクトにできれば、キャンプ用品の持ち運びや収納が劇的に改善できるんですね。
スリム化が可能な寝袋の素材は、冒頭で述べたダウン素材です。
ダウン素材は空気を抜くように圧縮することで非常にコンパクトに収納できます!
さらに寝袋の形状としては、さらに形状がコンパクトになる「マミー型」にするとさらにサイズがコンパクトに。
具体例として、「ダウン素材マミー型寝袋」と「ポリエステル素材封筒型」の寝袋の体積を比較した結果がこちら。
収納サイズ:φ14×28cm = 4,308cm3
収納サイズ:φ28×41cm = 25,233cm3
上記2種の寝袋を比較すると、「ダウン素材マミー型寝袋」は、「ポリエステル素材封筒型」の寝袋の1/6程の容量!
家族人数分の寝袋が、すべてコンパクトになると考えると結構インパクトがある数字ですね!
ちなみに、「化学繊維素材」は略して「化繊」と呼ばれることが多く、「化繊」 の代表格が「ポリエステル」です。
化学繊維とは、石油などから化学的プロセスにより製造される繊維の総称
Wikipedia
寝袋の素材をチェックするときに、素材に「ポリエステル」とあったら化学繊維だと思ってください。
ダウン素材は、化学繊維素材に比べ、暖かいうえに非常にコンパクトと、メリットしかないんですが、お値段が非常に高い。。(汗)
寝袋にお金をかけられる方、または冬キャンプまで視野に入れられている方は、断然ダウン素材の寝袋がおすすめです。
ダウンシュラフといえば「ナンガ」。キャンパーのあこがれでもありますw
日本国産「イスカ」のダウンシュラフはコスパも良いです。
燃料を統一する

バーナーに使用する燃料には「CB缶」と「OD缶」がありますが、「CB缶」1つに統一して荷物をコンパクト化するのがおすすめです。
CB缶:Cassette Gas Bombe(カセットガスボンベ)
OD缶:OutDoor缶。アウトドアで使うことを目的とした缶で外でも火力が安定しやすい
一般のカセットコンロなどでよく見かけるものがCB缶ですね。
なぜCB缶がおすすめかというと、100均で手に入る入手容易性とそのコスパのためです。
100均のCB缶でも大丈夫なの!?と不安になる方もいるとおもいますが、僕がこれまで3年間つかってきた限り、100均のCB缶で不具合が生じたことはないです。
いたって普通に使用できますよ。
燃料をCB缶に統一することで、色々サイズの異なる燃料を持ち運ぶ必要がなくなり荷物をコンパクトにできます。
100均で買えるCB缶が問題なく使えるので是非統一してを検討してみてはいかがでしょうか?
▼我が家でガス缶を燃料としているキャンプ用品たちです▼
ランタンはLED化

ランタンをLED化することで、燃料の持ち運びが不要になる点がメリットです。
さらに、LEDランタンにはこんなコンパクトなのに1,000ルーメン以上の明るさを誇る製品も登場しているんですよね。
こちら、なんとこのコンパクトさで1,800ルーメンです!!これ一台でメインランタンとして十分いけちゃいます。さらに、スマホのバッテリーとしても使える優れもの。
一方、ガスランタンを購入すると前述した燃料を揃える必要がでてくるため、荷物が増えてしまうんですよね。

とはいえ、レトロなランタンでキャンプの雰囲気を味わいたい方もいると思うので、そこは個人の価値観かなと。
僕の場合は、とにかく荷物をコンパクトしたかったため迷わずLEDランタンに統一しましたw
また、ガスランタンは、カバーがガラス製だったり、形状がいびつなため持ち運びが大変です。専用のランタンケースなどが新たに必要になったり、割れる心配があるため、荷物を積み重ねしずらくて案外面倒なことが多いです。

管理もズボラな僕にはデメリットばかりが気になってしまいました。
なので、荷物のコンパクト化を優先される方には、LEDランタンを強くおすすめします(笑)
クーラーボックスはソフトタイプ

クーラーボックスは「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」がありますが、「ソフトタイプ」がおすすめです。
使わないときに折りたたんでコンパクト化できるためですね。
ソフトタイプのデメリットとしては、保冷能力がハードタイプに比べて劣る点です。
ただし、僕は3年ほどソフトタイプのクーラーボックスのみでファミリーキャンプをしていますが、真夏のキャンプでなければ、全然に気にならないレベルかなと思います。
なので、荷物をコンパクトにするには、ソフトタイプのクーラーボックスを検討してみることをおすすめします。
冬キャンプはしない

冬にキャンプをせずに「春から秋」までしかキャンプはやらないんだ!ということにすれば、キャンプ用品をコンパクトにできます。
冬は防寒対策が必要なため、どうしても持っていく必要のあるキャンプ道具が増えてしまいます。
ざっくり冬に必要なキャンプ用品をあげただけでも、こんなにあるんですよ。
キャンプへ持っていくのも、家で保管するのにも場所を専有する道具が目白押しですよね。
ですので、割り切って春〜秋の3シーズンだけキャンプをする!と考えておけば、揃えなければいけないキャンプ道具は少なくてすみます。
とはいえ、冬キャンプは「虫がいない」、「空気が澄んでいて景色がキレイ」、「サイトが混雑していない」、「ゆるキャン△に感化されて冬キャンプしたい(笑)」という魅力的な面もありますので、ここは!自分たちのキャンプ方針をよく検討してみてくださいね!

ですが、我が家はそこをグッとこらえて、今のところ春〜秋の3シーズンキャンプ限定の方針を貫いています。今後、心変わりしましたらごめんなさい(笑)
まとめ
キャンプ用品をコンパクトにするコツは、体積の大きいものを小さいもに置き換えていくというシンプルな方法で実現できます。
とはいえ、キャンプ道具の置き換えは、下記のような個人の価値観によって優先順位が変わってきますので、価値観に反するようなところは無理に置き換える必要はないと思いますよ。
- オシャレ重視(インスタ映え)
- 遊び重視 (カヌーなど大型の遊び道具)
- 寝心地重視 (封筒型寝袋)
我が家は、実は寝袋はスリム化が可能なマミー型ではなく封筒型です。
そこは、価値観として、寝心地重視を考えているからです。
マミー型は試したことはありませんが、なんか寝袋の中に入ったかんじが窮屈なイメージがあるんですよね。
ですので、寝袋に関しては、スリム化を犠牲にして封筒型のシュラフを揃えております。
自分のキャンプスタイルにあわせて、キャンプ用具のコンパクト化を図っていきましょう!
以上、キャンプ用品をコンパクトにするコツについてのご紹介でした!