コスパがいい焚き火台が知りたいな。
出来れば持ち運びや、収納でかさばらない焚き火台で。
ということを知りたい方への記事です。
キャンプの醍醐味と言えば「焚き火」!という方も多いですよね。夜に焚き火の炎を見ていると、日頃の喧騒から離れ、リラックスができます。
焚き火も含む、自然の音には「1/fゆらぎ」という特性があり、「1/fゆらぎ音」を聞くと脳内がα波の状態になり、人間の体にヒーリング効果をもたらすという研究報告もあるそう。
そんな焚き火をするための「焚き火台」は、昨今のアウトドアブームもあり、多数のメーカーから多くの商品が発売されています。
その中から、1万円以下で購入できて、「高コスパ」な焚き火台をご紹介します!
私は、ファミリーキャンプ2年目です。
「焚き火台」は、正直、キャンプの必須アイテムではない(なくてもキャンプはできる)ので、「購入に失敗したくないな〜」と考えていました。
そのため、コスパがよくてかさばらないアイテムをGoogleの「焚き火台」検索結果や、実店鋪で徹底的に調査しましたよ。
それでは詳細!
コスパ最強な焚き火台 おすすめ8選!
コスパが良く、おすすめの焚き火台7個を、ご紹介していきます。
「8個も見ても迷うだけだよ!」って方は、おすすめ順に書いているので、上位のものだけ見てもらえれば!
【ユニフレーム】ファイアスタンドⅡ
ユニフレームの名作焚き火台「ファイアスタンドⅡ」。
特徴はなんといっても、収納サイズ:直径6cm×57cm、重量490gのコンパクト&軽量設計です。
収納時の長さがあるのは若干気になるものの、この軽さであれば、バックパックでの持ち運びでも、全く問題ないと思います。500mlのペットボトルより軽いですからね(笑)
それでいて、焚き火台としての性能も文句なしです。
組み立ては容易ですし、網目構造が空気を良く通してくれるため、薪がよく燃えます。網の上に薪を置くだけの構造のため、薪からの炎を大胆に眺められますよ。
(※)わずかではありますが、灰は地面におちますので、芝生のキャンプ場など地面を保護するための灰受けシートを使うのが無難ではあります。
【仕様】
初めて友人とキャンプへ行ったときに、友人がこの焚火台をもっていて、「めちゃくちゃシンプルでコンパクトだね!」と、私がビックリした焚き火台。
感動したので即買いしました。といっても、本家を探していたときにAmazonで見つけた廉価版です(汗)
▼本家▼
▼本家の価格1/3の廉価版▼
▼焚き火台「ファイアスタンド」の廉価版Kaliliのレビューです。▼
【ニトリ】グリル ピラミッドコンパクト
ニトリのオンラインストアで購入できる、焚き火とBBQグリルとして使える「グリル ピラミッドコンパクト」
商品を見ると「LOGOS」とロゴがあるので、「ニトリの焚き火台」と言っていいのかは謎です(笑)
サイズは小さいながら、この焚き火台兼BBQグリルが4,950円(税込み)と5,000円以下で買えちゃいます。
組み立て時間は約10秒と激早!さらに保証期間が1年間ついてくるんですよ。
仕様がこちら。
ニトリ | |
サイズ | 19×19×15cm |
---|---|
素材 | ステンレス スチール |
重量 | 約1kg |
保証年数 | 1年 |
見ての通り、めちゃくちゃコンパクトです。
さすがに、BBQをやるにはソロ使用がちょうどいいくらいのサイズでファミリーには厳しいですが、焚き火をやるなら問題ないと思います!!
収納すればポーチサイズと、荷物もかさばらないため1つあると何かと使いまわしがきく焚き火台ですね。収納ポーチにも「LOGOS」のロゴありです(笑)
▼さらに安いニトリの折り畳めるBBQコンロはこちらでまとめています▼
【ユニフレーム】ファイアグリル
これまたユニフレームのロングセラー商品、「ファイアグリル」。ド定番商品です。
発売から18年たつロングセラー商品ですので、長年キャンパーに支持されてきたお墨付きがあり信頼感がありますね。金物の街として有名な、新潟県燕三条の技術が集結された商品です。
特徴としては、荷重約20kgにも耐えられる強度と、熱による変形を防ぐ工夫ですかね。焚き火の他、BBQが可能ですし、耐荷重があるため、ダッチオーブンを使った料理もできます。
また、炉の中に焚き火台の脚や焼網などのすべてのパーツが入るため収納サイズはそれなりにコンパクト。
ソロキャンプに使えるサイズで、5,000円を切る、ワンサイズ小さい「ファイアグリルsolo」もありますよ。通常ファイアグリルと比べ、ざっくり1/2のサイズです。
【仕様】
定番商品だけあって、他のキャンパーさんとカブりそうだけど、使えば使うほど味がでてきそうな商品です。
個人的には「焚き火」と「BBQ」を兼用したものならユニフレームのファイアグリルが一番おすすめ!
買い足せる付属品も多いため、色々な料理が調理可能な点がいいですね!
【ブッシュクラフト】ウルトラライトファイヤースタンド
ブッシュクラフト株式会社の、超軽量なウルトラライトファイヤースタンド。
名前に「ウルトラライト」とあるように、薪を置くことのできる有効面積が1500㎠以上のたき火台としては、「最軽量」を謳っています。重量は、500mlのペットボトルより軽い352g!収納後のサイズも非常にコンパクトです。
その他の特徴としては、フルフラットの焚き火が可能な点です。可動部・細小部品・板材などを一切廃したシンプルデザインなのもオシャレでサイト映えしそう。上記の構造については、特許出願済みだそうです。重たい薪にもびくともしない堅牢性は魅力。
重さは軽くても太い薪に対応できる焚き火台ですね。
火面から地面までが10cm以下ととても低いので、芝生の上で使う時は、芝生にダメージを与えないように焚き火台シートを貼る必要がある点はご注意ください。
【仕様】
「特許出願」って書かれると、「独自性があって技術力がありそうだな〜」と、私的には好印象です。
【LOGOS】 the ピラミッドTAKIBI M
LOGOSの「the ピラミッドTAKIBI」。
焚き火だけではなく、重さのあるダッチオーブンを使った料理までできてしまう汎用性の高い焚き火台兼、BBQコンロです。
特徴として、五徳が標準装備されている点ですかね。2つの五徳が互いに補強しあって強度をだしています。五徳の耐荷重の目安は10kg。そのため、通常の鍋やフライパン、ホットサンドメーカーはもちろんのこと、ダッチオーブンにも対応となっていますね。
また、収納が簡単です。組み立て時間は10秒で可能だそう!焚き火台の下には、灰皿受け付きで自然にも優しいですね。
ロゴスロゴがはいった収納袋つきです。
【仕様】
五徳つきなのは斬新ですね!焚き火とともに、料理もしたい方には使い勝手がよさそうかなと思います。
【キャプテンスタッグ】ヘキサステンレスファイアグリルM
コスパがいいキャンプ用品を多数開発している「キャンプテンスタッグ」からの焚き火台「ヘキサステンレスファイアグリル」です。
特徴は、名前にもあるヘキサゴン(六角形)の形をした構造。四角形の焚き火台が多い中の六角形なので、形状が他の型とかぶらないのと、大人数で焚き火台(BBQとしても使用してもOK)を囲みやすいというメリットが。
気になるのは重さ。3.8kgあり、結構重いです。
とはいえ、焚き火とバーべキューが楽しめる1台2役の商品で、標準で網が付属しています。BBQと兼用できる製品にも関わらず、実勢価格が5千円台と、コスパ抜群!
収納時は、厚みが6cmになる薄型コンパクト設計です。専用バックがついており、持ち運びが苦にならない点も、うれしいポイントですね。
組み立ても、下記のように非常に簡単。キャンプ場では、すぐに設営可能です。
【仕様】
「焚き火台」と「BBQコンロ」を兼ねた商品で、なおかつ安さ重視であれば、ヘキサステンレスファイアグリルが選択肢に入ってくるかなと。
6角形の形状は独特のため、人によって好き嫌いは分かれそうですね。
ダッチオーブンが使用できない廉価版もあり、そちらは3千円代で購入可能ですよ。
廉価版です。(ダッチオーブンは使えません)▼
【NEUTRAL OUTDOOR】クロスファイヤスタンド
NEUTRAL OUTDOORの、折り畳み式でコンパクトかつフラットに収納可能な「クロスファイヤスタンド」です。
「クロスファイヤスタンド」は結構人気なアイテムで、一時期は、品切れのショップも多く、ECサイトで買えるお店が限られていました。(2020年8月現在も在庫切れ)
特徴は、フルフラットになるため、収納性と運搬性に優れている点ですね。
また、ロストルはグリル側面の穴に差し込む構造となっており、三段階に高さを調整できます。 焼き網は左右二枚に分かれていて、片方から炭を投入できたり、と細かいところに使い勝手の良さを感じます。
ロストルや焼き網の隙間が広いので、細々した食材や炭がこぼれそうかな〜。というのが少し気になる点ではあります。
ロストルとは、グリルや焚き火台に敷く耐久性の高い網のこと。
メーカーが新しいということもあり、マイナーな部類に位置する焚き火台ではありますが、耐荷重が10kgあるため、1台3役(焚き火、BBQ、ダッチオーブン)で使える利便性を誇ります。
BBQ用途のときに、ロストルの高さを高く調整して、無駄に炭を投入しなくてすむ点が、便利だと感じました!
【UCO(ユーコ)】フラットパックポータブルグリル&ファイヤーピット
UCOの折りたたむと非常にコンパクトになる「フラットパックポータブルグリル&ファイヤーピット」。
UCOというブランドを聞いたことがない方も多いと思いますが、アメリカのワシントンで1973年に生まれたIndustrial Revolutionが開発したブランド名です。結構歴史があるメーカーです。もともとUCOは、コンパクトかつカラフルな「キャンドルランタン」が有名だったそう。
焚き火台のほうは、さきほどご紹介した、【NEUTRAL OUTDOOR】クロスファイヤスタンドと形状が非常に似ていますが、サイズは非常にコンパクトです。
特徴は、畳んだ状態が、わずか3.5cmという薄さでしょうか。反面、耐荷重がないため、重いダッチオーブンなどは乗せられませんので、ご注意ください。
コンパクトな焚き火台が好みの方にはピッタリかと。
家に収納するときは、付属のオシャレな袋つきで、コンパクトになるため邪魔にならないですね。
番外編 【スノーピーク】焚火台 M
スノーピークのド定番の焚き火台。
こちらもキャンパーさんに愛されるの定番商品ですね。この形状は1996年から変わらない完成度の高い形状であることは驚きです。
スノーピークの焚き火台は、折りたたむとコンパクトな1枚板のようになって、高さ方向にかさ張りません。また焚き火台の設営は開くだけで一瞬で設営完了。私は、はじめて見たとき、組み立て性よし、強度よしのすばらしい構造だと感じました。
ただし、価格が1万円以上だったため、今回のおすすめ候補としは除外。実店鋪で、スノーピークの焚き火台をもってみましたが、かなり重い。。重厚感がすごくて、重量がある点は、個人的には少し気になりましたね。
【仕様】
裏を返せば、この重厚感がいいんですよね。(持ち運びは大変かもです。)使えば使うほど味がでてくる焚き火台で、一生ものになりえる焚き火台だと感じました。
まとめ
コスパが良い焚き火台を8個ピックアップしてご紹介してきました!気になるものはありましたでしょうか?
「焚き火台」とひと口にいっても、各メーカーから多数の焚き火台が販売されています。「焚き火」をする専用か、「焚き火」と「BBQ」を兼用したいか、を自分の中で決めておくと、商品を選びやすいのかなと思います。
わたしは、「焚き火」をする専用として「焚き火台」を選びました。
使えば使うほど、味のでてくる焚き火台もあると思いますので、道具を育てていく楽しみもあると思いますよ。焚き火台選びの参考に、少しでもなれば幸いです。
以上、高コスパな焚き火台のご紹介でした!
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