こんにちは!camp-n13です。
初めてキャンプへ行くんだけど、寝袋はどのようなものを選べばいいの?
ということを知りたい方への記事です。
キャンプを始めるにあたり、寝袋(シュラフ)は、必ず必要となる必需品ですよね。いざ、寝袋を選ぼうと思ったときに、「どんな基準で選べばいいの?」といろいろ調べることが出ていくると思います。
私が、キャンプ初心者のときに(今も!?(笑))寝袋を買ってキャンプで実践してみた結果、おすすめの寝袋を選ぶ基準をご紹介しますね。
初めてのキャンプ用のおすすめ寝袋は?
初めてのキャンプ用としておすすめの寝袋は、「春〜秋の3シーズン用であり、快適温度0〜5℃対応」のものです。
以下、その理由の詳細です。
- 一般的なキャンプシーズンは春(4月)〜秋(11月)
- 春(4月)〜秋(11月)の最低気温は約3℃
②については、前提として関東圏に位置し、標高1000m程のキャンプ場を想定しています。
以下に、「春〜秋の3シーズン用であり、快適温度0〜5℃対応」をおすすめする理由の詳細を書いていきますね。
キャンプ場の気温と寝袋の使用温度について
春〜秋のキャンプ場の気温は?
春から秋のキャンプ場の「最低気温」は以下となります。
前提としているのは、標高1000mに位置する関東のキャンプ場です。
以下に少し長くなりますが、補足を書きますね。
まず、標高が日本で最も低いのは千葉県です。
千葉県は、日本全国で最も低く「45m」だそうです。千葉のご当地マスコットであるチーバくんがTwitterでつぶやいていました(笑)
ちなみに、かなり余談ですが千葉県で最も高い標高でも、愛宕山(あたごやま)の標高408mです。
そんな千葉県の1年間の気温がこちら。
春〜秋を4月〜11月と考えると、最低気温は9℃。
じゃあ、「春〜秋は最低5℃対応の寝袋を買っておけばいいかな」と思いがちですが、大半のキャンプ場は自然の中、とくに林間のキャンプ場はだいたいが山の中です。
山の中に位置しているキャンプ場は、標高が高いです。「標高が100m高くなると気温が0.6℃下がる」と言われているので、標高1,000mのキャンプ場では、標高0m地点の気温に比べて、6℃低くなります。
さきほどの千葉県の標高をざっくり0mと考えると、標高1,000mのキャンプ場は、千葉の最低気温から6℃低くなるのです。
ということで、標高1,000mに位置するキャンプ場の4月と11月の気温は、繰り返しになりますが下記です。
以上から、4月中頃〜11月中頃まででキャンプをするなら、最低気温0〜5℃対応の寝袋がおすすめというわけです。
さらに補足すると、4月と11月の「最低気温」というのは「その月」の平均気温です。つまり、4月の始めや11月終わりは、さらに気温が低いです。昼間は気にならないと思いますが、夜が寒いですね。ですので、慣れないうちはキャンプにおすすめしない時期ですのでご注意くださいね!
寝袋の「使用可能温度」について
寝袋の使用可能温度は各社で考え方が違っていたりするので、一度購入を検討しているメーカーの定義を確認してみるのがいいです。
コールマンの寝袋を例にすると、3シーズン用の寝袋でしたら、「快適温度」をチェックすればOKです。
「快適温度」って何?って感じですよね。
以下は、コールマンの寝袋の「快適温度」と「使用可能温度」の定義です。
快適温度:一般的に男性よりも寒さをかんじやすい女性が、快適に眠れる温度
使用下限温度:男性が寝袋の中で丸くなって8時間眠ることができる温度
colemen
よって、3シーズン用の寝袋でしたら商品の説明にある「快適温度」の記載を確認すればOKです。
「使用可能温度」は、主に「マミー型」タイプの寝袋の0℃以下に対応した冬用に記載がある表現でして、春〜秋キャンプを想定している「封筒型」の3シーズン用寝袋には、特に明示してなかったりするので気にしなくてOKです。
この寝袋の「快適温度」を考慮せず、標高の高いキャンプ場へ行ってしまうと、夜寒くてねれない!という地獄を見ますのでお気をつけくださいね!
寝袋の種類とおすすめの形状について
いくつか寝袋の種類がありますが、ファミリーキャンプの初心者には、「封筒型」の寝袋がおすすめです。
「封筒型」をおすすめする理由は、足元が広々としていて「寝心地がいい」ことと「商品の安さ」です。
また、寝袋の肌触りが自分と合うかが快適な寝心地に関係してくるため、アウトドア系のお店で寝袋の生地を実際に触ってみるのがいいですね!
ちなみに、私が実際に肌触りを確認して「これは気持ちいい!」と感じて購入した寝袋のレビュー記事はこちら▼
私自身、コールマンを購入したのは深い意味はありません。ただ初めて買ったテントがコールマンだったから、寝袋も揃えとこうかという軽い考えです(笑)
寝袋のメーカーはどこでもいいと思いますが、実際の肌ざわりをお店でチェックしたうえで、購入するのがおすすめです。もし、チェックせずに購入して自分の肌に合わないなってなったら悲しいですしね。
まとめ
始めてのキャンプ用の寝袋としては、春〜秋の3シーズン対応可能な最低気温0〜5℃対応の寝袋がおすすめです。
もし「冬キャンプ」をやりたければ、春〜秋キャンプで経験を積んでからがいいと思います。
かくいう私も「冬キャンプ」はまだデビューできていません(泣)空気が澄んでいるため景色がよく、虫もいないため行ってみたいとは思いますが、荷物がかさばるのがネックで踏み切れていないんですよね。
それでは、お読みいただきありがとうございました!
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