こんにちは!camp-n13です。
ロゴスの中でおすすめのチェアが知りたいな。
「LOGOS Life バックホールドチェア」の良い点と気になる点が知りたい!
そんな疑問に答えます。
アウトドアメーカー「ロゴス」から発売されているチェアの中には、コンセプトが面白い商品がいくつかあります。
例えば、「お座敷スタイルでも使えるアグラチェア」や「ゆらゆらとイスにすわりながら揺れるロッキングチェア」なんかがありあす。
このように際立つ特徴があるロゴスのチェアですが、特徴的なデザインの割には価格が安い商品が多いんですよね。
今回は、その中でも売れ筋No1である「LOGOS Life バックホールドチェア」について、実際に使ってみた良い点、気になる点をご紹介していきます!
「LOGOS Life バックホールドチェア」の製品スペック
まずは、LOGOS Life バックホールドチェアの製品スペックがこちら。
使用時サイズ | 80×63×高さ101cm(座高46cm) |
収納サイズ | 23×23×高さ104cm |
重量 | 5.4kg |
耐荷重 | 100kg |
素材 | [フレーム]スチール [生地]ポリエステル(PVCコーティング) |
付属品 | 収納バッグ |
耐荷重は100kgなので、大抵の方なら大丈夫そうですね!
座面高さ。
座面高さは、よくあるパイプチェアの高さ43cmと比べ、少し高め(46cm)です。
次に、重さ。
ハイバックチェアは5.4kgのため、かなり重いですね。
よく見かける2,000円前後で購入できるコールマンのリゾートチェアは、3.2kgです。
収納サイズはというと、
使用時よりも、収納したときのほうが長くなる点は注意が必要です。
長さ104cmは、折り畳みチェアの中でもトップクラスの長さですね。
「デカいし、重いし、あれれ!?いいとこなしなの?」と思うかもしれませんよね。後半で良い点もご紹介していきます!
「LOGOS Life バックホールドチェア」と「LOGOS Life ダイニングチェア」の比較
まず、類似商品との比較から。
「LOGOS Life バックホールドチェア」と形が似た製品に、「LOGOS Life ダイニングチェア」があります。
見た目の違いは、「LOGOS Life バックホールドチェア」の腰の部分がラウンド形状になっているくらいで、ほとんど一緒に見えます。
私も、お店で、上記の2つのチェアを見たとき、ほとんど同じに見えました。
どこが違うの?と私のように迷う方も多いとおもいますので、この2つのチェアを比較してみました。
LOGOS Life バックホールドチェア | LOGOS Life ダイニングチェア | |
価格 | 6,100円(税抜き) | 4,200円(税抜き) |
使用時サイズ | 63×80×高さ101cm(座高46cm) | 55×72×高さ91cm(座高43cm) |
収納サイズ | 直径23×高さ104cm | 直直径19.5×高さ83cm |
重量 | 5.4kg | 3.9kg |
耐荷重 | 100kg | 150kg |
素材 | [フレーム]スチール [生地]ポリエステル(PVCコーティング) | [フレーム]スチール [生地]ポリエステル(PVCコーティング) |
付属品 | 収納バッグ | 収納バッグ |
スペック的に大きな違いは、大きさ・重量と価格でしょうか。
バックホールドチェアのほうが、とにかくデカくて重いです。
値段もダイニングチェアより2,000円程高いため、ダイニングチェアのほうがお得にみえますよね!
私も最初は、安くて軽いダイニングチェアを買おうと思っていたんです。
しかし、どちらのチェアにも実際に座ってみた結果、「バックホールドチェア」の座り心地が快適すぎ!!値段やサイズよりも、座り心地の快適さが勝り、バックホールドチェアを購入!
以下、「バックホールドチェア」の良い点・気になる点についてご紹介していきますね。
「LOGOS Life バックホールドチェア」の良い点
腰や足の付け根が痛くならない
バックホールドチェアは、長時間座っていても足の太ももが痛くならないのが素晴らしい点です!
その秘密は、上記写真の構造です。足の太ももがくる部分に座面を支えるパイプがないんですよ。
あまり公式ホームページでも上記の特徴が書かれていなかったんですが、椅子の先端部分に、下から支えるパイプを設けない工夫が、快適な座り心地に繋がっています。
よくあるパイプイス(コールマンのリゾートチェアなど)を例にすると、以下の感じで、イスの先端にクロスしたパイプと、座面を接合させるボルトがあるんですね。
この構造だと、長時間座っていると足の太ももあたりが、座面を支えるボルトにあたり、足が痛くなってきます。
バックホールドチェアでは、構造の工夫により、足の太ももが痛くなることなく、快適な座り心地が実現されています。
加えて、バックホールドチェアの座面が広い点も快適な座り心地に繋がっていると思います。
実際に座ってみると、バックホールドチェアのイスの幅が、ダイニングチェアに比べ10cm狭いため、ダイニングチェアのほうが少し窮屈に感じました。
頭が支えられる「ハイバック」
ハイバックチェアのため、肩から頭までがチェアに支えられて座り心地がいいです。
正確に言うと、170cm程度の身長の方だと、頭すべてが支えられるわけではないので、ご注意ください。
頭すべてをチェアの背面で支えるには、少し浅めにイスに座る必要があります。
頭すべてが背面で支えられませんが、背中の肩越しまでがチェアでしっかりと支えられるため、私の場合は、リラックスして長時間座ってられました!
強いて言えば、仮眠をとりたくなるほどの座り心地の良さのため、個人的には足をのせることができるフットレストが欲しくなりました(笑)
また、バックホールドチェアの最大の特徴である、背もたれのラウンド形状。
背もたれのラウンドが腰をしかっりホールドすることで、安定した座り心地を実現!
ハイバックのデザインは、背骨を自然に伸ばし上半身をサポートされるそう
実際、私は腰痛持ちで、合わないイスだと長時間座っているのが苦痛なんです。しかし、こちらのハイバックチェアは、長く座っていてもまったく腰が痛くならず!!
「ハイバック」、「腰のラウンド形状」という特徴を持ち、長時間座ることを想定して、快適さが追及されているチェアでした!
背面にメッシュの収納スペース
チェアの背面に、メッシュの収納スペースがあります。
バックホールドチェアの凸になった形状の空いたスペースをうまく活用した収納ですね!
収納容量が大きいため、タオルやiPadなども背面ポケットに収納可能です。
物の取り出しは、左右からのため、イスに座りながら背面収納から物を取り出すことができます。こういった使い勝手は良く考えられていますね!
自然に馴染むカラー
上記写真のカラーが「ブラウン」の「LOGOS Life バックホールドチェア」です。
ブラウンといえど、座面と背面はカーキですね。
自然になじみやすいカラーで、どんなサイトにも合わせやすい点がGood!
スチールパイプの色も、味気ないステンレスの銀色ではなく、白みがかった灰色で自然に馴染みますね!
カーキ色と比べると1,000円程価格が高いですが、2020年限定のイエローカラーのバックホールドチェアも販売されています。
「LOGOS Life バックホールドチェア」の気になる点
大きさと重さ
とにかくデカくて重いです。
これは、快適な座り心地の代償すね。
収納時の長さが、104cmとかなり長いうえ、収納袋に入れて肩に担ぐとズッシりと重さを感じます。
104cmの長さが、車にうまく収納できるのか不安でしたが、一般的なミニバンには問題なく積載可能です。
我が家は、車を保有しておらず、基本レンタカーでキャンプへ行くので、どの車にも積載可能なサイズは特に気になりました。
LOGOSの店員さんにも確認しましたが、一般的なミニバンタイプであれば、どんな車でも問題なく積載可能だと思います。
また家族の人数分、この「LOGOS Life バックホールドチェア」を揃えるとなると、5.4kgの重さがあるので持ち運びが大変です。
とはいえ、アウトドアワゴンをお持ちの方や、車がキャンプ場に横付けできるオートサイトメインの方は、そこまで気にならないかと思います。
▼アウトドアワゴンのレビューはこちら▼
ドリンクホルダーがない
写真を見ての通り、ドリンクホルダーがありません。
チェアでくつろいでいると、飲み物を飲みたくなる場面が出てくると思います。
しかし、そうした場合は、飲み物を机に置いたり、ペットボトルのようなフタ付きの飲み物であれば、背面の収納ネットに入れておく必要があります。
チェアの肘置きにはクッション性のあるカバーがつけられており、腕を長時間置いても痛くならないのはうれしいんですけどね。
ドリンクホルダーがないとはいえ、肘置きにドリンクホルダーがあるタイプは、見た目のデザイン性に劣るため、一長一短な部分ではあります。
オシャレなドリンクホルダーを探すと、ヘリノックスやスノーピークからデザイン性のあるドリンクホルダーが商品化されています。
でも、ヘリノックスやスノーピークのドリンクホルダーはオシャレなんですが、価格が3,000円程と高んですよね。。
ローチェアが1台買えてしまうくらいのお値段です(汗)
そんな中、Amazonでみつけた、こちらのドリンクホルダーは、2つで1,400円程とコスパよさそうでした!
今度ドリンクホルダーを買ってみたら、またレビューをしたいと思います!
足の裏に砂や石が入り込みやすい
写真を見てもらうと「なるほどね」と思いますよね。
穴に、石や砂が入るので、撤収時に掃除が大変です。
地面に対し、滑り止め効果を狙っての形状かもしれませんが、チェアの足の掃除のしやすさを考慮した形状だとありがたいところです。
足の掃除をラクにするには、ちょっと見た目はダサくなりますが、こちらの記事で紹介されているようなチェアの足用カバーもありかもです。
まとめ
「LOGOS Life バックホールドチェア」は、腰の曲面形状に特徴があり、長時間座っても疲れにくい座り心地のいいチェアでした。
とてもデカイし、重いという気になる点があるものの、それを凌駕する座り心地のよさをもったチェア。
2,000円前後で買えるパイプイスでは味わえない、極上の座り心地が味わえると思います。
ぜひ多少のデカさと重さが許容できる方は、ロゴスのバックホールドチェアの座り心を、体感してみてくださいね!
以上、バックホールドチェアのご紹介でした。
▼荷物をコンパクトにしたい方は、ローチェアもチェックしてみてくださいね▼