田貫湖キャンプ場へ行く前に、場内がどんな感じか知りたいな。
田貫湖キャンプ場のおすすめサイトが知りたい。
そんな疑問に答える記事です。
先日、私が約2年ほど(勝手に)行きたいキャンプ場No1に上げていた田貫湖キャンプ場に、ついに行ってきました!
田貫湖キャンプ場は、予約制(大きくAサイトとBサイトがあります)ではあるものの、場内のサイトは早いもの勝ちで自由に選べます。
昔は予約不要のフリーサイトだったため、今は予約は必要なものの、場所は自由に選択可能です。
今回、私はどこのサイト場所にテントを張ろうか悩み、キャンプ場内を一通り散策しました。
そんな僕が田貫湖キャンプ場で「ここはいいな!」と感じたおすすめのサイトをご紹介していきますね!
この記事を読むとわかること
- 田貫湖キャンプ場のおすすサイトがわかる。
- 田貫湖キャンプ場の場内の雰囲気がわかる。
- 田貫湖キャンプの遊び場や周辺施設がわかる。
田貫湖キャンプ場 おすすめサイトはココ!
田貫湖キャンプ場は、湖と富士山の絶景が楽しめる富士五湖周辺に位置するキャンプ場です。
キャンプの他に、魚釣りやカヌー、富士山の撮影にくるカメラマン、、等人気のある場所です。
標高は660m。そこまで標高が高くないので、夏は暑そうですが、私が訪れた10月初旬は、日中26℃、夜は18℃と過ごしやすい気候でした。
そんな田貫湖キャンプ場(田貫湖南テントサイト)には、大きくAサイト、Bサイトがあります。
おすすめは、Aサイト!
眼下に開けた田貫湖と富士山の両方が見えるためです。
しかし、Aサイトは人気があるため、土日の予約が出来ない、また予約が取れたとしても場所の争奪戦になることも。
そこで、「Aサイトの中でも人気または穴場であるおすすめ場所」と、「Bサイトの中でも魅力的な場所」をいくつか発見しましたので、”場所の地図”と”写真”とともに以下ご紹介していきます!
田貫湖キャンプ場「Aサイト」のおすすめ場所
田貫湖キャンプ場への入り口となる、風情ある門を通った先が「Aサイト」となります。
ちなみに、入り口の門の目の前が駐車場(P3)です。
駐車場はP1〜P6まであり、P3がキャンプ場の入り口に最も近いですよ。
P1とP2は少し坂を下った場所にあるため、P3かP4の駐車場を使うのがオススメ。
駐車場P3には、25台前後の駐車場スペースがあります。平日は、P3に駐車場の空きがありましたよ。
駐車場P3からすぐにあるキャンプ場への門をくぐった先が、田貫湖キャンプ場のAサイトです。
「Aサイト」のいいところは、駐車場や管理棟から近いことと、田貫湖と富士山の両方が見えるサイトである点ですね。
田貫湖キャンプ場は、オートキャンプサイトではないため、テントサイトに車が横付けできません。
そのため、駐車場から荷物を運ぶ必要あがあります。荷物を運ぶためのリアカーは無料で使用できますよ。
以下、「Aサイト」の中でも特におすすめのロケーションをご紹介!
桟橋ちょっと横
Aサイトのおすすめ場所は、桟橋の少し右手側です。
おすすめの理由としては、富士山が全面に見えることに加え、田貫湖が目前に見られる点ですね。
せっかく田貫湖キャンプ場にきたら「田貫湖の目の前にテントを張りたい」という気持ちになりますよね!
私は、今回この場所にテントを張りました。
11時頃に撤収される方を待って、空いた場所にテントを張れることに!田貫湖と富士山が目一杯見れて最高のロケーションです。
こちらの場所から桟橋を見るとこんな感じです。
桟橋目の前の場所は、桟橋に観光客の方がチラホラ歩いてきて落ち着かないと思うので、すこしズラした位置にテントを張るほうがよさそうです。
今回のオススメ場所は、桟橋よりは少しだけ高い場所に位置します。
ここら辺は地面に傾斜がある場所が多いため、平坦な場所をうまく見つける必要がありますね。
私も、テントを張る位置をかなり悩みました。
テントは平坦な位置に張ったものの、テーブルを置く地面が少し傾斜がある場所になってしまい、お湯を沸かしたときにこぼしそうで大変でした(笑)
そして、この場所からの風景がこちら。
何時間でもぼーっと風景をながめていられる最高のロケーションでした!
ですので、Aサイトの中では、桟橋横がとてもオススメの場所です!
炊事棟の前
「Aサイト」の炊事棟前もおすすめのサイト場所です。
理由としては、この場所は田貫湖から高さが高い位置にあり、眼下に田貫湖を見渡すことができる点です。当然富士山も見えます。
この場所からの風景はこんな感じです。
また、この場所からは、炊事場に近いことに加え、トイレにもすぐに行けます。同じ場所にあるシャワー室も目の前なんですね。
「Aサイト」の炊事場前は、小さい子どもがいるファミリーの方には特にオススメの場所だと思います!
キャンプ場入り口付近の木の下
田貫湖キャンプ場入り口となる門をくぐったすぐに位置する木の下のサイト場所です。
ここは、大きな木があるため、タープをはらなくても日陰が確保できる点と、入り口から激近な点がオススメ理由ですね。
Aサイト内には木が少ないため、この大きな木はアクセントになっていてインスタ映えしますね(笑)
入り口に近いため、荷物の持ち運びもラクですし、近くの船着場から発着するボートの様子をぼーっと眺められるのもよさそうなロケーションでした!
炊事棟から坂を登った左手側
「Aサイト」の炊事棟から少し坂を登った場所に位置する場所です。
以下の写真の場所となります。
こちらのオススメ理由は、隔離されたようなスペースに位置するため、プライベート感ですね。静かなキャンプを楽しむにはもってこいの場所ではないかと思います。
田貫湖は見えないものの、この高台から見る富士山は圧巻なはず!!
静かな場所で、プライベート感を味わいたい方にはおすすめのサイトロケーションですね。ソロの方にもオススメ!
僕が行った日は、ソロの方がこの場所を堪能しておられました。高台から焚き火をしながら見る富士山は優越感にひたれるはず(笑)
田貫湖キャンプ場「Bサイト」のおすすめ場所
続いて、「Bサイト」でおすすめのロケーションをご紹介!
「Bサイト」は、さきほどご紹介したAサイトの炊事場から、少し坂を登った先です。
僕は、炊事棟から坂を登ったところからがBサイトだと思っていたので、「Aサイト」と「Bサイト」の境目が若干わかりにくかったです。
目印は上記写真の看板のみです(笑)「Bサイト」を予約した場合は、境目を要チェック!
Bサイト炊事場前の湖側
Bサイトで最もおすすめの場所が、Bサイトの炊事場前の湖側です。
場所の目安がこちら。
おすすめの理由が、木々の間から除く田貫湖の眺望です。見てください、この秘境感!!
国立公園らしい幹の太い木々に囲まれており、タープがなくても適度な日陰を確保できます。平日にもかかわらず、この場所でファミリーキャンプをしている方がいて、ベンチを湖側へ向けて、この風景を堪能しているようでした!
田貫湖周囲は、「富士箱根伊豆国立公園」という”国立公園”なんですね。
残念ながら、富士山はこの位置からだと見えません。しかし、それ以上に素敵な雰囲気の湖が見えるサイトロケーションです。
Bサイトを予約したら、ぜひテントを張ってみたいと思えるおすすめ場所ですね!
Bサイト看板の目の前 湖側
次に、Bサイトでおすすめの場所が、Bサイトの看板付近の湖側の場所です。
ここは、高台の木々の間から田貫湖をのぞむことができるのに加え、少し木々にかぶるものの富士山が見える位置です。
比較的狭い区画のため、プライベート感があるキャンプを楽しめそうな場所です。ただし、地面に傾斜がある場所が多く、平坦な場所が限られますね。
また、歩いて湖近くまで下りることもできる場所です。この日は、そこで釣りをしている方や、カメラを構えて富士山を撮影されている方が数名いらっしゃいました。
Bサイトの中では、最も駐車場側に近い場所になり、景観もいいため狙い目です。
Bサイト トイレ前の丘の上
「Bサイト」トイレ棟の前にある周囲よりも小高い丘の上の場所です。
みなさんAサイトを予約するせいか、Bサイトは人が少ないです。さらに丘の上になると、さらに人がいないというプライベート感!
この場所から田貫湖は見えないものの、圧巻の富士山を眺めながらキャンプが楽しめます。
平日なら独占間違いないし(笑)休日でも、この丘の上は空いていそう。
丘を下れば、すぐにBサイトの炊事場やトイレに行ける点も◎ですね!
田貫湖キャンプ場の料金
Aサイト、Bサイトとも、料金体系は下記となります。
- 大型テント 3,500円
- テント一張 2,500円
- タープ 1,000円
- 1人につき +200円
- トップシーズン料金 +1,000円
例えば、通常の日に3人家族でキャンプをする場合の料金は、「テント一張(2,500円)+タープ(1,000円)+3人分料金(600円)」で、4,100円です。
この景観や環境で4,000円台は、非常に安いと思います!
僕はソロキャンプで利用!
料金は「テント一張(2,500円)+1人分料金(200円)」の計2,700円と、めちゃくちゃリーズナブルでした!
田貫湖キャンプ場のおすすめのシーズン
田貫湖キャンプ場は、標高が660mあり朝晩はかなり冷え込みます。
昼間の気温が26℃で、夜も冷え込まない9月くらいがベストシーズンでしょうか。
6月も似たような気温ですが、梅雨で天気が読めないですしね〜。盆地なので雨の確率高めです。。
8月は夜は涼しいものの、日中はかなり暑いようで外で子供と遊ぶには大変そうです。
田貫湖キャンプ場の予約方法
田貫湖キャンプ場の予約はオンラインのみです。
キャンプ場の空き状況は、田貫湖キャンプ場の公式ページから以下ように確認可能です。3ヶ月先までの予約が可能ですね。
空き状況を見てもらえるとわかりますが、2020年3月31日に空き状況を調べたときには、1〜2ヶ月後の5月の土日でも結構空きがありました。さすがにGWはすでにいっぱいです。
昔は現地へ行って、当日受付で申し込みだったようですが、現在は当日弾丸で現地へ行ってもキャンプができないためご注意くださいね!
また、予約制とはいえ、場所は早いもの勝ちです。
湖前の一等地は人気なので、いい場所をおさえるには早めに現地入りが必要ですね。
基本は広大な芝生のフリーサイトとなっているため、湖畔にこだわらなければ、遅い時間に現地入りしたとしても場所は十分確保できますよ!
デイキャンプはできるの?
田貫湖キャンプ場の中でデイキャンプができる場所として運営されていた北側テントサイトは、令和2年の3月31日をもって終了しています。
今後は、自然を満喫しながらのんびり湖畔散策ができるように整備されます。
田貫湖キャンプ場
デイキャンプが廃止される代わりに、新たに「BBQができるサイト」がオープンするそうです。ホームページを見ると1日5組限定!
かなり数が少ないですが、これから増えていくのかもしれません。
田貫湖キャンプ場の周辺施設をご紹介!
田貫湖キャンプ場は、湖や富士山の絶景が楽しめるため、キャンプ場内でゆっくりするのもありですが、キャンプ場周辺にも魅力的な施設がたくさんあります。
周辺のスーパーや温泉など、役立つ施設情報も合わせてご紹介していきますね。
田貫湖キャンプ場周辺のスーパー
田貫湖キャンプ場のホームページに、いくつか近隣スーパーが紹介されています。
地元スーパー
地産食材の豊富な「ファーマーズマーケットう宮~な」に行きたかったのですが、私はテント設営後に買い出しに向かったため、買い出し時間が午後に。
「ファーマーズマーケットう宮~な」は、午前中にはほとんど売り切れるとのネット情報だったため、今回はあきらめました!
マックスバリュ
そこで、私が訪れたのがマックスバリュ。
田貫湖キャンプ場から車で30分程度の場所に3店舗あり、「マックスバリュ 富士宮宮原店」がもっとも近いです。目の前にマックがあるのが目印。
行ったスーパーは、「地元の食材系の店じゃないんかい。。」と思われそうですが、マックスバリュまでいけば、食材や飲み物をはじめ、なんでも揃うんです。
24時間営業ですしね。安心感がすごい。
マックスバリュでは、薪や炭も売っています。キャンプ場の売店より安いためこちらで買っていくのがおすすめ。
また、マックスバリュでは、地元商品の扱いもあるため、ここでお土産も替えてしまうんですよ。
「富士宮やきそば」と「静岡おでん」が静岡っぽくてオススメです。
静岡土産として、僕も買っていきました!
ビールが好きな方は「富士山ビール」もありですね。
富士山ビールの味は、キャンプ場の景色に興奮してり「おいしかった」以外の記憶がありません(笑)
温泉
田貫湖キャンプ場は、コインシャワーのみのため、湯船につかりたい方は以下の温泉施設があります。
休暇村の温泉
田貫湖キャンプ場から、徒歩10分ほどでたどり着ける「休暇村富士の温泉」
注意点として、宿泊客以外の方が利用できる時間が11:00~14:00です。
時間帯が指定されている点が少し利用しずらいかもしれませんね。
風の湯
キャンプ場から車で11分で行ける温泉が、温泉施設「風の湯」。
営業時間は、10:00〜22:00です。
朝霧高原にある温泉施設で富士山の深層水であるバナジウム水を使用した温泉は皮膚の老化を防ぐと言われていて体を芯まで温めてくれます。
キャンプ場から近く、夕方以降も温泉に入れる点がいいですね。
子どもの遊び場
場内の遊具
田貫湖キャンプ場内の桟橋が位置する反対側に、子どもが遊べる遊具があります。
キャンプ場の「Aサイト」からはすぐに遊びにいけます。
新設されたようで、キレイな遊具でした。遊具はこの一画だけのため、そんなに長い時間は遊べないかもです。
田貫湖ふれあい自然塾
なんと、入場無料で雨の日でも遊べる「田貫湖ふれあい自然塾」。
キャンプ場内から歩いていくことが可能です。
建物の外観が、すごいオシャレな建物で驚きました。
田貫湖ふれあい自然塾内には、昔懐かしい、けん玉、お手玉、めんこ、コマ、ベエゴマ、福笑い、超巨大スゴロクなどのあそび道具がたくさんあります。各種ボードゲームも揃えられているんですよ。
また、外周には1周約15分の散歩道が広がる森があり、巨大なシーソーやクライミングウォールがあります。
小さい子どもから、大きなお子さんまで楽しめてしまう施設が無料ってすごい!
ボート
キャンプ場の受付と同じ管理等で、ボートの貸し出しが行われています。
ボートは、1時間1000円です。 ※6月から11月のみ
注意点は、管理等が17時までのため、受付が16時前に終わってしまうこと。
僕が行ったときは、15時50分くらいにボートを借りている方がいて、17時までに返ってきてもらえればOKと受付の方に言われていましたね。
魚釣りも、大人700円/子供(小中学生)100円でできるので、1日中楽しめます。
観光スポット
国立公園内の遊歩道
田貫湖の周囲には、キレイに整備された遊歩道があります。
富士山がキレイに見えるスポットが随所にあるため、ぜひ回ってみていただきたい場所です。
1周3.3kmです。
徒歩だと少し大変なため、管理棟でレンタルサイクルを借りるのがオススメですね。
自転車は、30分300円、1時間500円でレンタルできます。
遊歩道内には、ダイヤモンド富士が見れる絶景スポットがありますよ。
また、木々も神秘的な感じで癒やされます。
僕は、キャンプで宿泊した翌日に、この遊歩道沿いに田貫湖を1周朝ランしました!
ちょうど富士山の脇から登る朝日が見られました。
▼キャンプで宿泊した翌日の朝ランは、とてもオススメ!▼
白糸ノ滝
世界遺産富士山の構成資産にも登録されている景勝地「白糸ノ滝」。
滝の前の「ノ」って「の」じゃないの?と思いませんでしたか?
指定文化財としての地域は「白糸ノ滝」、滝そのものは「白糸の滝」と表記されるんですって。
田貫湖キャンプ場からは車で10分。キャンプ場へ向かう道中にあるため、ついで寄りが可能ですよ。
富士山の湧き水が岩壁のあちこちから白糸のようになって流れ落ちるその景観は圧巻!
初めて見ると、普通に感動します(笑)
駐車場代500円を支払えば、滝の鑑賞は無料です。
白糸の滝の目の前には、コンビニ「ファミリーマート」があります。
田貫湖キャンプ場から最も近いコンビニがここだと思いますので、コンビ二に寄るついでにさっと滝を鑑賞していけちゃいますね。
まかいの牧場
田貫湖キャンプ場からは車で8分でアクセス可能な「まかいの牧場」。
まずは、田貫湖キャンプ場の場所とりのため、テント設営。
そして、テント設営後にいくなら、こちらの「まかいの牧場」が近くておすすめ。
今回、僕は家族をおいてのソロキャンプだったため、牧場にはよらず。
しかし、家族が一緒だったら行きたかったのが、この「まかいの牧場」です。
入場料金は、大人(中学生以上)800円、小人(3歳以上)500円です。
場内には、子どもむけのアスレチックや、動物ふれあい体験ができる施設がありますので、子どもと遊ぶと楽しそうな場所です。
まかいの牧場には、グランピング施設もありました!
ただし日帰り前提です。
まとめ
田貫湖キャンプ場の「Aサイト」、「Bサイト」のおすすめのキャンプサイトをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「この場所にテントを張ってみたいな」と思える場所が見つかれば幸いです!
私、個人としては、別のキャンプ場に行った際に、この田貫湖キャンプ場を通りかかって以来、「いつか行きたいキャンプ場」として憧れだったんですよね。
今回、空いている平日に行けて、さらに天候に恵まれたため、最高の景色を味わうことができました!田貫湖キャンプ場は、しばらくは私の中でNo1のキャンプ場として君臨しそうです。この景観を超えるところは現れるのかな(笑)
ということで、Aサイトのベストの場所をとりたいときは、出来れば平日がおすすめです。
仮に、Aサイトがとれなくとも、今回ご紹介したように、Bサイトの中にも湖と富士山が見える掘り出しもののサイトロケーションがありますよ。
田貫湖キャンプ場へ行かれる際は、本ブログでご紹介したサイトロケーションを1つの参考にしていただいて、楽しいキャンプに繋がれば幸いです!
それでは、楽しいキャンプライフを!
▼富士山と湖ビューのキャンプ場はこちらもおすすめ▼
▼田貫湖キャンプ場の周辺施設・遊び場はこちらでまとめています▼